2015年3月11日水曜日

弐煎目 東方美人茶をおいしく飲んで、美人さん(メーレン)!!

東方美人茶は、もとは、福建省武夷山の茶葉でしたが、台湾で改良され、香りが甘く、無農薬の安全なお茶で、お茶の色は、琥珀色でシャンパンの色に似ています。

茶葉の色は茶色で、白っぽい葉や黒っぽい葉の混じっているのは、それが高級葉であることの証拠です。

ヨーロッパから、世界に知られた台湾の烏龍茶で、別名、白毫烏龍茶、オリエンタル・ビューティとも呼ばれ、分類上は烏龍茶ですが、発酵度が強いため、烏龍茶の中でも、紅茶に近いお茶で、紅茶のような味がします。

東方美人茶は、夏の炎天下のに手摘みされ、無農薬で、安全なお茶として人気があり、ウンカという虫が吸着することにより、独特の甘みを醸成し、華やかな風味と、蜜の香りがします。
そして、飲み口に甘さがあり、体の疲れを癒してくれるお茶です。
東方美人茶をお飲みになって、このお茶の美味しさ、お飲みになる楽しさ、幸福感、ゆとりとやすらぎを感じてください!!

発酵度:重発酵
お勧め茶器:上薬が塗られている陶器や磁器のものがおすすめです。
茶葉の目安:茶壺(蓋碗)容量の3分の1~2分の1程度
お湯の推奨温度:85℃前後
お茶を入れる目安時間 1煎目は、60秒前後、2煎目は、10秒短く、それ以降は、15秒ずつ入れる時間を延ばしてください。

東方美人茶の入れ方

1 茶壺(急須)・蓋碗に東方美人茶をいれます。
すべての茶器を、85度から90度のお湯で温めてください。(100度の熱湯を、他の器にうつしてから使うと、約85度のお湯になります。)

茶器をお湯で、十分に温め、東方美人茶を茶壺(急須)・蓋碗に入れ、沸かしたてのお湯を注ぎ、蓋をしてから、茶壺(急須)・蓋碗にお湯をゆっくり回しかけて、蒸らします。

東方美人茶は、濃く出しても、苦くなりません。

発酵濃度が高いので、お湯をしっかり切れば、何回もお茶を飲むことが楽しめます。
食前・食後でも、そして、アフタヌーンティーとしても、和洋中華の食事を問わず、東方美人茶は、お茶請けとの相性も抜群です。

東方美人茶の茶葉の量は、180mlの茶壺・蓋碗のときは、10g(約茶壺の半分)を入れます。(茶葉の分量は、お好みで調節してください。)

1煎目は、約1分以内、約55秒抽出、2煎目は、約50秒抽出、3煎目は、約65秒抽出し、4煎目は、約80秒抽出、5煎目は、約95秒抽出、東方美人茶は、茶葉の量、お湯の温度、蒸らす時間等の条件により、6煎目以降でもお飲みになることができます。
茶葉の量、お湯の温度、蒸らす時間等、微妙な調整をすることにより、お客様それぞれのお茶の入れ方をお楽しみください。

2 蓋碗・グラスで東方美人茶を入れます。
茶器をお湯で、十分に温め、東方美人茶を蓋碗・グラスに入れ、沸かしたてのお湯をゆっくり注いでください。
蓋をして蒸らしている間、少々お待ちいただきます。

蓋を開けて、東方美人茶をお飲みになったとき、東方美人茶のなんとも上品な香りに、うっとりし、また、思わず驚かれるかもしれません。
東方美人茶を飲んだときの美味しさ、楽しさ、そして、飲んだときの幸福感を、より知っていただきたいと思っています。

茶壺(急須)・蓋碗等に、東方美人茶の茶葉を水に浸しておくと、美味しいアイスティーができます。お砂糖、蜂蜜、果糖等の糖分を少し入れると、東方美人茶の自然な甘さとあわさって、東方美人茶の香りと後味がすばらしくアップします。

お水:お茶のおいしさは、お茶そのもののおいしさにもよりますが、お茶の味は、水の硬度、品質と関係があります。
軟水は、お茶の中の成分が溶けやすいので、お茶の味が濃くなります。また、硬水は、お茶が渋くなり、さらに、苦くなりますので、お茶を飲むときは、軟水が一番適しています。
お茶を飲むときの水は、水道水を使用するときは、備長炭や麦飯石をいれて、半日くらい汲み置きします。そして、その水を沸騰させて、水道水カルキをとばしたものを使用すると良いです。

こんなとき、あんなとき、こわかったとき、ヒマなとき、あ~あっ!!

お茶が飲みたい、東方美人茶、蜜香紅茶、金萱茶(きんせんちゃ)、祁門紅茶(キーマン紅茶)が飲みたい!!

《教訓》
辛いときこそ、口もとで笑うと、勇気と力が湧きます!!
挑戦した数だけ、勇気と自信がふえます!!



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